生成AI時代に必須の情報セキュリティ研修とは
2026年02月25日

情報セキュリティ研修の実施は、緊急性の高い課題です。生成AIは、サイバー攻撃にも活用される時代になりました。セキュリティ体制が脆弱な中小企業はターゲットにされやすく、リモートワーク中の従業員が狙われる事例も相次いでいます。
そこで今回は“情報セキュリティ研修”について、実施メリットや効果が出ない原因をまとめました。
情報セキュリティ研修とは
情報セキュリティ研修は、企業の情報資産を守るための知識やスキルを学ぶための研修です。
情報セキュリティ研修の目的
情報セキュリティ研修を実施する目的は、従業員のセキュリティリテラシーを高め、セキュリティ事故による被害を未然に防ぐことです。
たった1度の事故でも、システム復旧や賠償金の支払いによって莫大なお金がかかります。社会的信頼が失墜するのも、金銭的な損失以上の打撃になるはずです。
事故を防ぐためには、研修で情報資産を適切に扱うノウハウを学ぶしかありません。
“サイバー攻撃”に遭う中小企業が急増
サイバー攻撃が巧妙化している現在、「大企業しか狙われない」なんて認識は通用しなくなりました。セキュリティ対策が手薄な中小企業は、格好の標的になります。
近年急増している「サプライチェーン攻撃」は、大企業を狙う踏み台として中小企業を攻撃する手口です。子会社や取引先、委託先の隙が狙われるので、セキュリティ関連の研修の実施は緊急の課題です。
従業員の“無理解”こそ最大のリスク
セキュリティシステムを導入しても、肝心な従業員のセキュリティ意識が低ければ、隙だらけの状況です。従業員の“無理解”こそ、事業継続を脅かす最大のリスクと言えます。
「セキュリティ関係はIT部門に任せておけばいい」といった考えでは、生成AI時代の過酷な状況で生き残れません。
委託先の従業員、派遣社員やアルバイトの人間も含め、関係者全員の意識を高め、リスクについて学習する必要があります。
情報セキュリティ対策の基本は「研修」
情報セキュリティ対策の基本は「研修」です。企業の重要な“情報資産”を守るために学ぶ範囲は広いため、継続的な学習の場が不可欠です。
“技術的・組織的・物理的“対策に加え、研修による“人的”対策を徹底して、防御体制を整備しましょう。
上層部やIT部門など一部の従業員だけではなく、全従業員が受講対象です。従業員の意識改革こそ、情報セキュリティ対策の主軸になります。
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情報セキュリティ研修を実施する3つのメリット
インシデント対応力の強化
研修の実施によって、インシデント対応力を強化できます。生成AIの普及に伴い、セキュリティ脅威に直面する場面が増えました。
セキュリティブロックを回避する手法も巧みになっているので、インシデント発生率をゼロにするのは困難です。
そのため、実際に事故が起こることを想定し、いざと言う時の対応力を強化できるのは大きなメリットになります。
研修では予防対策だけではなく、適切な初動対応の方法も学びます。インシデント発生後、業務停止期間が長くなるほど、企業の損害は拡大します。
事故をいち早く検知し、正しいやり方で迅速に対応できる体制が整っていれば、損失を最小限に食い止められます。
生成AI時代の“人的ミス”を削減
現場での“人的ミス”を削減できるのも、研修を実施するメリットの1つです。
セキュリティインシデントの約60%が人的ミスという調査結果も報告されていますが、とくに生成AI関連の人的ミスが増えています。
従業員の誤操作やルール無視によって機密情報が漏れるケースも少なくありません。研修で最新事例を学び、1人1人が通常業務に潜むリスクを理解することが大切です。
社会的信頼の向上
「社会的信頼の向上」というメリットを狙って、研修を実施する企業も少なくありません。
研修を実施している企業は顧客や取引先から“信頼できる企業”と認識され、ビジネスチャンスを獲得しやすくなります。
反対に研修未実施の企業は「情報漏えいリスクが高い」と判断され、敬遠されるのは言うまでもありません。社会的信頼の向上と業績アップは比例するため、事業継続のためにも研修は有効な対策です。
情報セキュリティ研修の効果が出ない3大原因
情報セキュリティ研修を実施しても、やり方に問題があると狙う効果が出ません。
“情報セキュリティ脅威”の対象が古い
研修の実施効果を左右する要素の1つは“鮮度”です。ディープフェイクやAIの悪用など、最新の情報セキュリティ脅威を先回りするのがポイントになります。
せっかく研修を実施しても、取り上げる情報セキュリティ脅威の対象が古いと、万全な防御体制を整備できません。
企業を攻撃する組織も生成AIの技術を駆使しているため、騙す手口は驚くほどの速度で進化しています。
コストはかかりますが、最新事例を把握する専門家の講師に依頼し、実践的なノウハウを教えてもらう必要があります。
研修内容が受講者のニーズにマッチしていない
受講者のニーズにマッチしていない研修も、実践での効果が出にくい原因です。一般社員と経営層では必要な知識が異なります。
全体向けの画一的な研修だけで終わらせず、受講者の立場・役職に合う内容を学べる階層別研修も実施しましょう。階層別研修ならリスクを“自分ごと”として意識して、役割に応じた責任感を持ちやすくなります。
実施回数が少ない
実施回数が少ないことも問題です。有名な講師を招いて研修を実施しても、研修回数が少なければ体系的な学習は実現できません。
「ランサム攻撃による被害」、「サプライチェーンや委託先を狙った攻撃」といった情報セキュリティの“10大脅威”の他、パスワード管理など普段の業務での対策、そして事故発生時の初期対応など、学ぶことは山ほどあります。
継続的な学習の場を用意しない限り、研修の成果を実感できるレベルには到達できないはずです。
ただし集団研修を繰り返し実施するのは、コストの面でもスケジュールの面でも「厳しい」と感じる企業が大半です。
受講しやすくコストも安いオンライン研修を上手に活用し、社員教育を効率よく進めることが大事です。
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オンライン研修の中でもとくに人気が高いのが、リスクモンスター株式会社の<サイバックスUniv.>です
【約5,000コース】<階層別×職種別>の豊富なラインナップ
立場・役割に加え、業界独特のノウハウも取得できるよう<階層別×職種別>に約5,000ものeラーニング・オンライン研修を用意しています。
どの企業にも必要な研修が一通り揃っているので、ラインナップに不足はありません。しかも、利用料金は<1人あたり600円で受講し放題>と格安です。
「低コストで本格的な研修システムを導入できる」と評判になり、すでに3,500社以上の企業で活用されています。
【最先端研修】トレンド研修を随時提供(英語版のコースも)
基礎的なテーマに加え、トレンド研修も随時提供されます。情報セキュリティ研修のような重要度・緊急度が高い研修をいち早く取り入れているので、時勢に乗り遅れることがありません。
近年は外国人従業員を雇用する企業も増えているため、情報セキュリティ関連のeラーニングコースにも英語版を用意しています。
セキュリティ事故やコンプラ違反に対して、たとえ外国人従業員であっても「知らなかった」では済まされません。
ターゲットにされやすい従業員を“意図せぬ加害者”にしないためにも、専門的な対策が必須です。
【カスタマイズ性】自社業務に直結する研修も追加OK
カスタマイズ型研修も実現できるのも強みです。情報セキュリティ対策では、自社ルールの周知や自社業務に特化したケーススタディを学ぶことが効果的です。
サイバックスUniv.ならオリジナルeラーニングも搭載できるため、自社業務に直結する研修も追加できます(※契約内容により有償オプション)。
【受講管理システム搭載】受講しやすく管理しやすい
受講管理システムが搭載されているので、人材育成計画の立案から評価まで一元管理できます。
研修の受講記録やテストの結果チェック、受講の促進といった事務作業もシステム上で済ませられるため、研修担当者の間でも「管理しやすい」と評判です。
事務作業を効率化できる分、フィードバックに回す時間を増やせます。
受講者にとっても受講管理システムは進捗・理解度をチェックして成長を可視化できるため、スキルアップを実感してモチベーションを維持しやすいメリットがあります。
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コラム執筆者
「サイバックスUniv.」会費制サービスは、eラーニングと公開研修あわせて約5000コースが定額で受け放題となるサービスです。1998年4月より「企業の未来は人材が創る、伸びる人材が企業を創る」をコンセプトに、ITを取り入れた新しい教育スタイルを提供しております。幅広い研修ラインアップをご用意しており、業種や職種を問わず、現在3,000社以上のお客様にご利用いただいております。
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