AI研修でAIリテラシーを強化!社内人材の底上げに効く研修カリキュラムとは
2025年10月01日

生成AIの導入は、企業に「業務効率化」、「コスト削減」、「企業の競争力UP」といったメリットをもたらします。ところがAIを活用するようになった近年、続発しているのが“AIリテラシーの低さが引き起こす深刻なトラブル”です。
そこで今回はAIを使うリスクも含めて、社内人材の底上げに効くAI研修について最新情報をまとめました。
生成AIの戦略活用!AI研修を実施する3大メリット
コンビニのセルフレジやファミレスの配膳ロボットが、日常的に使われる時代になりました。ビジネスの現場でもAIに関する知識・スキルが必須になっています。
企業のAIリテラシーを強化
AIリテラシーの強化は、研修を実施する大きなメリットです。社員のAIリテラシーが低いまま放置するデメリットは、生産性の低下だけではありません。
現在、ビジネスの現場でとくに問題になっているのが、AIが誤情報を生成する「ハルシネーション」によるトラブルです。
正確ではない情報、古い情報を鵜呑みにして発信してしまったり、意思決定の材料にしてしまったりした結果、問題が勃発するケースが次々に発生しています。
これではビジネスチャンスをつかむどころか、取引相手や顧客の信頼を失い、多大なる損害を受けるリスクと隣り合わせです。
非エンジニアを含む全社員が研修でしっかり学び、AI活用のリスクを回避する対策が急がれます。
人材育成の<スピードアップ+採用コスト削減>
AI研修の人材育成効果は抜群です。専用の研修を実施することで、DX時代に対応できるAI人材の効率的な育成が可能になります。「背中を見て学ぶ」姿勢も、マイナス要素だけではありません。
ただ、人材育成が属人化すると担当指導者の能力、教育方針、熱意の差によって成果に大きな差が出てしまうのが問題です。
とくに慢性的な人手不足に悩む中小企業では、ベテラン社員に仕事が集中しがちです。部下の育成に十分な時間を割くのが難しい状況ではないでしょうか。
企業主導で研修を実施して、統一したプログラムで継続的に学べる環境を提供すれば、人材育成のスピードを加速できます。
既存の社員をAI人材として育てることで、リスキリングによる採用コストの削減効果を見込めることも、AI研修を実施する重要なメリットです。
ビジネスチャンスの拡大
AI研修は、ビジネスチャンスの拡大に直結します。AIの普及によってビジネスの構造自体が変化しつつあるため、AIリテラシーが低い企業は生き残れなくなっています。
AIを活用して業務効率化を進めれば、企画や開発に注力できる時間が倍増します。アイデア出しは生成AIの得意分野です。
競合他社を出し抜く新規ビジネスを創出するためにも、研修の実施が効果的です。業務効率化による短期的なメリットだけではなく、中長期に及ぶ事業拡大に、AI対策に特化した研修は貢献します。
社内人材の底上げに効く研修カリキュラム例
AI研修では、知識と技術の両面を学ぶため、実際に学習する分野は多岐に渡ります。AI自体、ハイスピードで進化しているので、体系的かつ継続的に研修を実施するのがポイントです。
“AIリテラシーはなぜ重要?AIの基礎を学習する研修
最初に受けるAI研修では、人工知能の歴史や基本的な仕組みなど入門的な内容を学びます。AIの定義や基本概念、仕組みについて理解して、AI知識の土台をつくるプログラムです。
人工知能が身近なサービスやビジネスの現場でどう活躍しているのかを認識しなければ、AI研修を受ける必要性を感じられません。
エンジニアはもちろん、すべてのビジネスパーソンがAIを学ぶ意義を感じるための学習過程になります。なぜ今、AIリテラシーを強化する必要性があるのか、現状を把握することでAI研修に取り組むモチベーションも維持されます。
実践スキルをマスターする研修
AIの実践スキルをマスターする研修ではAIを活用できる人材を育成するために、技術面を学習するカリキュラムが組まれます。
生成AIを活用したプログラミング技術を学習する研修では、Pythonの基本文法、ディープランニングのアルゴリズム、Jupyter Notebookを用いた実装方法などを学びます。
データ分析研修でも、生成AIを活用した分析の手法、可視化まで一連の流れを学習します。主要スキルの多数演習を行って実践力を高める学習過程です。
業務にAIを活用するリスクを学ぶ研修
AI技術を活用するリスクを学習するカリキュラムも、全社員に必須です。AIが生成する内容を鵜呑みにしないよう、ファクトチェックを行なう重要性を理解して、具体的な技術を学びます。
対話形式のAIシステムが引き出す応答には、ユーザーの指示や質問の仕方(プロンプト)が影響します。適切なプロンプトを作成するための知識・技術を習得する研修も欠かせません。
誤情報の拡散、情報漏えい、権利侵害によるトラブルを勃発させないためのカリキュラムを組み、リスクに備えます。
低コストのAI研修を実現!サイバックスUniv.のオンライン研修
サイバックスUniv.(リスクモンスター株式会社)のオンライン研修は、コストを最安値クラスにおさえたAI研修で人気があります。中小企業を中心に、3,500社以上の企業に導入されています。
【AI研修を含む5,000コース】利用料金は月600円/人
サイバックスUniv.の定額制オンライン研修サービスの月額使用料は1人あたり600円と格安です。
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体系的・階層別に研修を設計
サイバックスUniv.に入会すれば、AI研修を含む5,000コース以上のプログラムが受け放題になります。
体系的・階層別に学べるプログラムが揃っているので、「低コストで本格的な研修システムを導入したい」と考えている企業に最適です。
継続的に学習できる環境を社員に与えることは、人材育成の底上げ対策に効果を発揮します。
受講状況を一元管理!研修ポータル機能を搭載
研修業務の効率化は、現場に求められる切実な声の1つです。サイバックスUniv.には受講状況を一元管理できる「研修ポータル機能」が搭載されているため、研修担当者の負担を大幅に減らせます。
受講者もPC・スマホからお知らせメールや進捗を確認できるので、社員と管理者の双方にとって便利な機能です。
全社員のAIリテラシーを向上!非エンジニア向けのコースも豊富
エンジニア向けのコースはもちろん、非エンジニア向けのラインナップも充実しているため、全社員のAIリテラシーを底上げできます。
DXの基礎を固める「Excel・Word・PowerPoint」コース
現段階でAI人材が乏しい状況だと「AI研修は難しい」と及び腰になる傾向があるようです。
そこで、サイバックスUniv.ではExcel・Word・Powerpointといった身近なMicrosoft Officeのコースを用意しています。
各コースは「エントリー・ベーシック・アドバンス」とステップアップ形式で学べるようになっているため、ゼロベースでもDXの基礎を固めることが可能です。
また、AI研修の要となる生成AIに関しても、入門から実践的な活用プログラムを10コース以上揃えています。
生成AIの仕組みから、ユーザー行動予測や企画立案といった実践的なIT・PCスキルまで、無理なく着実に習得できるプログラム構成になっています。
10コース以上の「生成AI入門・活用プログラム」
サイバックスUniv.では、生成AIを基礎から学べる入門コースから、実務で役立つ応用コースまで10種類以上の研修プログラムが用意されています。
入門編では、生成AIの仕組みや利用上の注意点を学び、ビジネス現場で安全に活用できるAIリテラシーを養います。応用編では、マーケティングや企画立案、資料作成など実際の業務に生成AIをどう組み込むかを演習形式で学習可能です。
また、非エンジニアでも無理なく取り組める構成になっており、プロンプトの作り方やAIを活用したデータ分析・アイデア発想法など、実践力を高める内容が揃っています。
段階的にステップアップできるため、全社員のAIスキルを効率よく底上げできる点が特長です。
最前線のプロが教える「Microsoft Clarity」活用コース
AI人材の育成に欠かせない研修のため、Microsoft Clarity関連のコースも「導入・分析」と段階を追って学べるプログラムに設計されています。
実践的なノウハウも30分完結で学習できる構成になっているため、この時間的工夫も「集中力が途切れない」、「隙間時間を有効活用できる」と受講者に好評です。
また、講師は最前線のプロが担当するので、担当者によって教え方にばらつきが出る社内研修と差がつくポイントになります。
>>AI研修などが月600円/人~受講可能なサイバックスUniv.
コラム執筆者
「サイバックスUniv.」会費制サービスは、eラーニングと公開研修あわせて約5000コースが定額で受け放題となるサービスです。1998年4月より「企業の未来は人材が創る、伸びる人材が企業を創る」をコンセプトに、ITを取り入れた新しい教育スタイルを提供しております。幅広い研修ラインアップをご用意しており、業種や職種を問わず、現在3,000社以上のお客様にご利用いただいております。