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新入社員研修で必要な5つの研修内容と効果を高める方法

2023年07月28日


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新入社員研修で必要な5つの研修内容と効果を高める方法

「新入社員研修がうざかった」という理由で会社を辞める新人もいるようです。新人研修を実施した担当者の耳に入ったら、卒倒しそうなほどショッキングな退社理由ですよね。
なぜなら、新人研修は受ける方も大変ですが、手配する側の負担も大きいからです。人材不足の会社だと、本業と研修の準備で疲弊し、ギスギスした雰囲気になることも・・・。

 

今回は新入社員研修の実態や具体的な方法についてお話します。担当者の負担にならないやり方や効果を最大限引き出す方法もお伝えするので、研修担当者にとっても役に立つ内容です。

 

新人研修は必要?

研修が離職の原因になることも・・・新人の3割は3年で退社

せっかく新人研修を実施しても、新入社員の3割はたった3年以内に辞めてしまいます。厚生労働省の最新の調査でも令和2年に入社3年以内に離職する確率は大卒者31.2%、高卒者36.9%という結果が出ました。

 

とくに離職率が高い産業では、60%を超えています。しかも研修の段階で辞める新人も毎年一定数いるそうです。

 

企業側も予算と人員を投資して採用プロジェクトを立ち上げているので、これでは採用・教育担当者もむなしくなってしまいます。

 

新人研修なし=ブラック企業?

新人研修がない会社もありますが、入社した会社が研修0ならラッキーではなくアンラッキーです。研修を省略する理由は会社によって異なりますが、教育体制が整っていない証拠になります。

 

もちろん自ら考える力を養うため、あえて研修を実施しないケースもあるかもしれません。創業直後のスタートアップ企業も、研修まで手が回らないこともあります。

 

「新人研修を実施しない=ブラック」と決めつけることはできないものの、新人へのフォローが一切ない放置体制の確率が高いことは否定できません。

 

スキルと知識の習得以外にも?研修を実施する目的

企業がお金をかけて新人研修を実施するのは、スキルと知識を兼ね備え、会社に貢献できる人材に育成することが目的です。他にも、目に見えないプラスαの目的が色々とあります。

 

まず、研修を行うことで学生気分から抜け出し、社会人として意識を切り替えてもらいます。意識改革と同時に社会人にふさわしい立ち振る舞いのマナー、言葉づかいも覚えてもらわなければなりません。

 

会社の理念を理解し、社員になった自覚を持ってもらうことも重要な目的の1つです。研修を通じて横と縦のつながりを深め、交流を持つのも大事な目的になります。

 

厳しい研修を乗り越えた同期の仲間同士、特別な絆が芽生えることも企業への愛着につながるはずです。

 

新人の研修に必要な研修内容5つ

社会人のためのマインドセット研修

マインドセット研修を受けると、組織の中で主体的に行動する自立したマインドを醸成されます。

 

専門的な分析・ワークを通じ「思考・感情・体調・意欲」など各項目について、振り回されずにセルフコントロールするためのノウハウを習得します。

 

硬直した思考パターンの癖を自覚し、企業のマインドセットに意識改革できるよう矯正しなければいけません。

 

「努力してもムダ」といった歪んだ考えを切り替えないと、どんな研修を受けても成長につながりません。会社組織にどう貢献できるのか、自分の考えを発表するトレーニングも代表的なワークの1つです。

 

ビジネスマナー研修

ビジネスマナー研修では、ビジネスパーソンとしてのマインドや基本スキルを学びます。社会人に欠かせないマナーや心構え、身だしなみや立ち振る舞い、正しい敬語や言葉遣いなどを網羅的に学習します。

 

電話応対や名刺の受け渡しのトレーニング、“報連相”の考え方など、ワークを通じて社会人に必要な総合力を身につけます。

 

ロジカルシンキング研修

自分で論理的に考える力、相手に分かりやすく伝える力を同時に鍛える研修方法です。論理的な思考のために、指示や情報を整理するスキルも不可欠です。

 

ロジカルシンキングのフレームを用いて、筋の通った論理形成、納得のシナリオの形成スキルを強化します。場当たり的な判断、行動、ヌケやモレが多い考え方も矯正しなければいけません。

 

ロジカルな思考、行動のための力を個人やグループのワーク、ディスカッションを通じて強化します。

 

スキル研修(OAスキルなど)

スキル研修にかならず組み込まれるのがOSスキル研修です。エクセル・ワード・パワーポイントなどの実際の業務で使うスキルをマスターできます。

 

オフィスに設置されているPC、FAX、コピー機についても、基本操作に加え効率的に作業するコツも習得可能です。

 

企業の業務を習得するOJT研修

OJT研修は「On the Job Training」の略で、実際の業務の中で必要な知識、スキルを習得していくスタイルです。より実践的な内容になり、トレーナー役も会社の先輩や上司が担当します。

 

一般的な研修の場合、プロの講師に外部委託する会社が随分増えました。ところが自社の業務の実践スキルを学ぶOJT研修の場合、トレーナー担当者のスキルによってクオリティに差が生じ、定着率にもばらつきが出るネックを抱えています。

 

研修費用は安く済むもののトレーナーの負担も大きく、コア業務に支障をきたすこともあるようです。

 

新入社員研修の効果を高める方法

教育係が絶句!コア業務を圧迫しないために

従業員の新卒採用にかかる1人あたりの平均費用は2018年度が71.5万円、2019年度が93.6円でした(株式会社リクルート 就職みらい研究所)。

 

この金額には、採用イベントや会場費など目に見えるコストの他、採用担当者の人件費など内部のコストも含まれています。金額に差はあるものの、どの会社でも新人の採用はコストと時間、人材を費やす一大イベントになります。

 

採用後も新人研修のためにお金と人が動くわけです。こんなに大変な思いをして、新人研修中に辞められてしまっては教育係も絶句してしまいます。社員の負担を最小限に抑えるために、コア業務を圧迫することがない研修方法を選ばなければなりません。

 

研修の専門サービスを利用するメリット

社員の負担を減らすためにも、新人研修は専門サービスを利用するのがおすすめです。「優秀な社員=優れたトレーナー」とは限りません。

 

OJT研修でトレーナーに任命されたことがある方なら、自分の業務と並行して新人の教育を行うことがいかに大変かご存じでしょう。しかも中途採用の場合、年上の新入社員に指導することも少なくありません。

 

褒めるときも叱るときも非常に気を使うものです。その点、外部の研修サービスを利用すれば年齢やキャリア、立場にかかわらずビジネスライクに対応してもらえます。

 

講師として訓練されているプロなので、知識量や指導力にもばらつきがありません。安心して任せられます。

 

研修の方法は“オンライン×階層別”の効果が高い

研修の専門サービスの中でもとくにおすすめなのが、階層別に研修を受けられるオンライン研修サービスです。

 

新人を受け入れる側にもマネジメント能力などの研修を実施し、効果を最大限引き出す環境を整えましょう。新人研修でロジカルシンキングのテクニックを取得したのに、直属の上司が直感的に行動する人間だったら・・・せっかく学んだことを実践の場で活かせません。

 

階層別の研修で社員全体の力を底上げするのが理想的です。役職が上がるほど多忙になりますが、階層別、しかもオンライン研修なら時間を有効活用して受講しやすいでしょう。

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コラム執筆者

リスクモンスター株式会社 教育事業部
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