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メンタルヘルス研修とは?目的や研修効果を上げる3つの方法

2023年07月28日


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メンタルヘルス研修とは?

メンタルヘルス研修は社員の健康をケアするだけではなく、会社の業績アップにもつながります。ビジネスパーソンの3人に1人はメンタルの問題を抱えているそうです。企業戦略としてメンタル研修を実施する企業が増えました。

 

今回はメンタルヘルス研修について、実施する目的や効果を最大限引き出す方法をお伝えします。

メンタルヘルス研修は企業戦略の1つ

社員のメンタルヘルスは企業が管理する時代に

社員のメンタル問題を放置すると、企業側も思わぬ損失をこうむることになります。内閣府の調査によって、メンタルヘルス疾患の求職者1名につき422万円の経済的損失が出ることが判明しました。

 

メンタルダウンする社員が続出してチームが崩壊する前に、はやい段階でメンタルヘルス研修を実施しましょう。今まで社員のメンタルの問題は「精神面がよわい」と個人の責任のせいにされがちでした。

 

今はパワハラやセクハラ、嫌がらせなどモンスター社員の存在も浮き彫りになり、企業の責任も追求されます。社内の加害者・被害者を放置することで生産率が低下し、業績ダウンは避けられません。

 

会社側が裁判を起こして慰謝料が請求されるケースも増えました。金額の問題よりも社会的信用を失うダメージの方が深刻です。管理職や経営層も、社員のメンタルヘルスは企業が管理する時代になったことを認識しなければいけません。

 

メンタルヘルス研修の実施で投資家評価もUP

メンタルヘルス研修は、社員にも人気があります。メンタルの深刻な問題を抱えつつ、家庭のために耐えているケースは珍しくないはずです。

 

ビジネスパーソンのメンタル問題の場合、高確率で職場に問題があります。メンタルヘルス研修を実施して職場の環境やルール、仕事のやり方が改善されれば、休職や辞職を回避しやすくなるでしょう。

 

離職率の高い職場は、働きにくい職場であることを世間にも隠せません。近年は、企業と社員の愛着心や忠誠心を表す従業員エンゲージメントが注目され、評価の1つになっています。

 

社員のメンタルヘルス問題にも誠実に取り組む企業は、有能な人材も集めやすくなります。投資家の間でも“持続的な成長”が見込める有望な組織と評価してもらえるはずです。

 

メンタルヘルス研修を実施する2つの目的

研修の目的は<社員の健康ケア+生産性UP>

メンタルヘルス研修を実施する目的は、社員の健康をケアするためです。

 

WHOも、健康な状態とは肉体的・精神的・社会的に良好な状態だと定義しました。実際、心身の調子を崩すと思うように働くことができません。身体の定期健診を実施しているように、メンタル面も定期的にチェックして管理するのが理想的です。

 

なんとか出勤はできるものの本来の能力を発揮することがむずかしく、ミスを連発することになります。社員のパフォーマンスを上げて生産性を向上させることも、メンタルヘルス研修の目的の1つです。

 

職場のストレスで能率が下がる

メンタルの調子は生産性と直結します。ストレスを受けている状態だと、同じ作業でも2倍以上の時間がかかると指摘する専門家もいるようです。

 

採用コストをかけ、いくら優秀な人材を集めても、ストレス下では本来の能力を発揮できません。ストレスを受けたときの反応は個人差がありますが、集中力や決断力が低くなることは共通しています。

 

ミスが多くなり、重大な場面で判断をあやまるケースも・・・。仕事に対するモチベーションも維持しにくくなります。モチベーション研修のような研修を実施しても中々成果につながらない場合、ストレスの問題が潜んでいるかもしれません。

 

メンタル不調で離職率は40%以上

メンタルの調子を崩すと、休職して復活するケースはともかく、最悪の場合は離職することになります。メンタルの不調で離職する確率は40%を超えました(労働政策研究・研修機関調べ)。

 

離職率の上昇も、社員のメンタル面を放置すると起こる問題の1つです。休職、退職者が出るとそのしわよせは現メンバーに及び、仕事と責任が倍増します。

 

プロジェクトの途中で雑な引き継ぎをさせられた社員が、あらたにメンタルを崩す悪循環に陥るのもよくあるパターンです。離職率の高い会社は、ブラック企業のイメージがついてしまいます。

 

一度企業イメージが悪くなると、簡単には信用を取り戻せません。再び信用されるようになるまで、倍以上の時間がかかります。

 

有能な人材を集めにくくなるので、長期間多方面にマイナスの影響が及ぶことになるでしょう。企業イメージを死守するためにも、メンタルヘルス研修の実施は絶大な効果があります。

 

メンタルヘルス研修の成果を上げる3種類の方法

ストレスに対応した研修をチョイス

メンタルヘルス研修のプログラムは多岐にわたります。職場が抱えるストレスも色々あるので、ストレスに対応した研修をチョイスすることも重要です。

 

とくに多いのは人間関係のストレスになりますが、同じ人間関係のストレスでも上司によるパワハラと同僚による嫌がらせは対策が異なります。

 

人間関係には問題がなくても、単純に仕事量が多すぎて心身に負担がかかっているケースや、適材適所に失敗しているケースもあるはずです。

 

現状を把握するためにもストレスチェックなどのプログラムも利用して、ストレスに対応した研修を選ぶことが大切です。ストレスの度合いが強い社員に対しては、医療関係者による面接を実施し、個々に対応する対策も検討しなければなりません。

 

管理職専用の研修も必要なワケ

社員のメンタル問題が深刻な職場では、管理職によるパワハラ、セクハラ問題が隠れているおそれもあります。

 

被害者にメンタルヘルス研修を実施するだけではなく、加害者のメンタルと行動を改善するための研修も実施しなくてはいけません。管理職の意識を改善させるために、マネジメント研修やハラスメント防止研修も効果的です。

 

横暴な振る舞いをする中間管理職もまた、ストレスの問題でメンタルを病んでいるケースも珍しくありません。課題や階層別に受けられる研修サービスで、会社全体でメンタルの問題に取り組むことが大事です。

 

管理者向けのメンタルヘルス研修の中では、休職中の社員を復職させるための研修も需要があります。

 

「研修自体がストレス」と言われないために

普段の業務が忙しい企業は研修に時間を割くのがむずかしく、研修自体が社員の負担になりかねません。しかしながら、多忙な企業ほどメンタルヘルス研修を実施する必要があります。

 

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コラム執筆者

リスクモンスター株式会社 教育事業部
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