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お役立ちコラム

チームビルディング 第1回

2019年04月01日

はじめまして。
特定非営利活動法人THOUSAND-PORT 代表理事の鈴木篤司です。
今月から3回にわたって、「チームビルディング」に関するコラムを担当させていただきます。

「チーム」と「グループ」との違いを考えてみる

最初に皆さんに質問です。「チーム」とはなんでしょう?

いきなりこう聞かれるとちょっと答えに窮しますよね。
私の質問の意図をクリアにするためにも”「グループ」との違い”という文脈で考えてみるとどうでしょう?
勿論様々な定義があり、使われる文脈次第で意味が変化するものであることは留意しつつも、このように言えるだろうと考えます。

まず、「グループ」についてですが、その性質を端的に現すのは「同質性」と言えると思います。
日常的に、似ている属性・性質・思考の集団をグループと捉えることは多いと思いますし、所謂ロジカルシンキングの作法としても、属性や性質の同じ、もしくは近しいものを「グルーピング」するのが合理的とされます。
実際に、複数人で何かに取り組もうとする場合、同質性をキーに集められたメンバーだと意見がまとまりやすい、という利点はあるでしょう。

しかし、それはイノベーション(革新・変革)が起きづらい、ことの裏返しでもあります。
更に言えば、同質性からくる”安定”した状態を壊したくないという心理や同調圧力から妥協が産まれ易くもなるのではないでしょうか。

「異質性」こそが「チーム」の本質である

対して「チーム」ですが、その性質の特徴は「異質性」にあると言えます。
その分、意見はまとまりづらいかもしれませんが、妥協やコンフリクト(対立)を乗り越えて、「C案」に到達(止揚)し、それがイノベーションを起こすと言う可能性を秘めています。

この様に、「チーム」の本質は異質性であり、「違い」こそがチームで活動することの前提であり、その価値の源泉であるといえます。

次回のコラムでは、その「異質な他者」の集合体を「チームビルディング」する、具体的な手法をお伝えしていきます。


コラム執筆者

鈴木 篤司
鈴木 篤司
特定非営利活動法人THOUSAND-PORT 代表理事
1986年 外食企業入社、その後CSR事業者でのマネージャー職を経て、2006年ソフトバンクテレコム(現ソフトバンク)入社。
某通信会社との新会社設立プロジェクトに副本部長職として出向、ソフトバンクモバイル法人部門立ち上げプロジェクトPMO等、大型プロジェクトに関わる。
コミュニケーションの量と質がプロジェクト成功を左右するとの経験則から、カウンセリング、コーチングを学び、上記業務の傍ら社内研修講師としてネクストリーダー向けコーチング研修等を担当。また、在職中に青少年育成事業を主たるドメインとしたNPO THOUSAND-PORTを設立し、代表に。2012年にソフトバンクを退社し同NPOに専従。⻘少年育成、キャリア・デザイン支援事業の企画・運営、企業や行政での人材育成支援(研修やワークショップ)を多数実施。

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