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お役立ちコラム

中小企業が実施すべき採用の新常識 第3回

2019年04月01日


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こんにちは。採用見直しコンサルタント清水健太郎です。
先月のコラム「求人者をファン化する」では、求人者に対して必要なポイントについてお伝えしました。

最後のテーマは『面接力』です。
『選ばれる採用』を成功させるために必要な真の『面接力』とはいったいどういうことなのか考えてみましょう。

「面接はどのような場であるべきか」について考える

まず、「面接はどのような場であるべきか」についてご自身で考えてみて下さい。
私が考える面接の場とは以下の3つです。

  • 企業が応募者を選ぶ場であり応募者が企業を選ぶ場
  • 応募者自身が自分を十分に発揮出来た実感が持てる場
  • 公平に評価されたという印象を応募者に与える場

面接とは企業だけでなく、応募者にとっても重要な場です。

例えば、貴方がどこかの取引先でプレゼンをする場面があるとしましょう。
もちろん貴方が取引先から評価を受ける場ですが同時に、貴方自身も取引先について何らかの印象を持つはずです。
取引先から理不尽な扱いを受ければ、納得できない気持ちになりますよね。
それは面接を受けに来る応募者にとっても同じです。

応募者対する敬意が重要

私は普段大学で、大学生の就職活動をサポートする仕事をしておりサポートをしている中で、就活生から次のような声を聞きました。

「面接官が30分遅刻しました。こんな会社入りたくありません。」
「面接官に居眠りされてしまって・・・こんなやる気の無い会社、後輩に勧めないでください。」
「面接官に人格を否定されるような発言を受け、面接が怖くて行けません。」

このように面接官の態度や質問が、応募者の印象に大きく影響していることがわかります。
もちろん悪い印象だけではなく、良い印象も企業選択に大きく影響します。

「すごく良く話を聴いてくれて、入社後も安心して働けそうな会社だと思いました。」
「凄く親身になってくれて、こんな会社で働きたいって思いました。」
「自分でも気が付かないことまで引き出してもらえて、自分の成長の可能性が広がる会社です。」
「いつも明るく笑顔で接してくれます。あんな先輩と働きたい!」など面接での対応ひとつで貴社の評価が良くも悪くも大きく変わります。

企業にとって、面接は非常に大切な場です。
応募者に対しては、「今日は当社の面接に来ていただいて感謝します。」という気持ちを持って接しましょう。
そうすることで所作も質問も自然と応募者に敬意を払ったものになり、応募者に好感を持たれる結果になります。

応募者への振る舞いひとつで、就活生に選ばれるかどうか大きく影響します。
就活生への感謝の気持ちを忘れず、就活生に選ばれる企業であり続けましょう。


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コラム執筆者

清水 健太郎
清水 健太郎
中小企業を対象に各社に合った採用プロセスをプロデュースしている。
特に無駄な採用経費を使わずに理想の社員を採用するメソッドには定評がある。
企業内での人財育成担当の意味する事は、「研修して終わり」の研修講師ではなく、同じ社員として受講者の、Before、After、更にそのAfterまでを見据えた機会を提供するという事。
14年で5千件もの就職支援の実績から採用の裏側を熟知しており多額の経費を使わされる現在の採用システムに疑問を感じ本当にクライアントの10年後の利益を考えた採用のやり方を提案している。

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