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ハラスメントを防ぐだけじゃない! 部下の成長を促し信頼関係を構築するには?

2020年06月24日


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最終更新日:2022年08月16日

ハラスメントとメンタルヘルスの関係

現在の日本社会では、「いじめ」、「嫌がらせ」などを受けた人々が○○ハラスメントという造語を作り、その言葉に共感した人々が世の中にその言葉を広めることで、ハラスメントの多様化をみせています。

ハラスメントがあるということは、必ず加害者と被害者がいます。被害者の多くは急性ストレス反応を起こし、メンタルヘルス不調になる可能性が高くなります。特に仕事に関係する場合は、その不調により、被害者は仕事を休みがちになり、休職、場合によっては退職に繋がります。職場では貴重な人材を失い、人材不足のため他の社員への業務量増などのストレス増加で、新たにメンタルヘルス不調になる人が増えることになるでしょう。
これらの社内情報が外部に出ると労働基準監督署の立ち入りや指導が入り、より一層企業イメージも悪くなり、人手不足や社外イメージの悪化により企業の存立も危うくなる可能性があります。

したがって、企業の持続的発展のためには、メンタルヘルス不調の原因となりえるハラスメントの防止が必要です。特に今回のセミナーでは、部下に指導する場面で発生しがちなパワーハラスメントを防止する方法を学んでいただきます。

ハラスメント防止に必要な意識は他人と自分は違うという意識

職場で成績を上げるにはチームワークが大切です。そのためには適切なコミュニケーションが必要です。コミュニケーションを効率よく正確に行うには、いわゆる5W2Hを使った伝達が大切です。しかし、これのみでは成果が上がるものではないと皆様もご存知だと思います。

職場の人々は、年齢、経験、仕事への熱意、思考、感情表現のスタイル、コミュニケーション能力など全てが異なっています。
この違いを理解しない管理職は、自分の意図を理解できない部下に対して、感情を過剰に表した指導を行う可能性があります。第三者からその指導姿勢はパワハラにあたる行為と指摘されてもその当事者である上司には加害者意識がないのが通例です。

関連記事:中小事業主に、パワハラ防止法が施行開始(2022年4月以降)

ハラスメント防止だけではない、部下との信頼関係構築の大切さ

管理職は日常業務をチームワークで円滑に進め、日々変わる環境の変化に対応するために試行錯誤の連続です。判断ミスが発生した場合でも、振り返りにより同じ失敗を繰り返さないことが大切です。
さらに、チームの一員である部下と適度な距離感をもって冷静に対応し、そのミスを最小限にとどめることが重要になります。部下との信頼関係があれば、少々強い指導を行っても、上司が自分のために行ってくれていると納得し、受け入れてくれます。
ハラスメント防止の観点だけでなく、部下が自らの能力や意欲などの不足に気づき、自主的に改善行動を起こし、成長するためにはどのような伝え方が効果的なのかという点について、本ハラスメント研修で一緒に学びましょう。

セミナーへのお誘い

私がキャリアコンサルタントとして相談を受けている時や、かつて公務員在職時の管理職としての経験から、部下との信頼関係構築方法等の体験談を交えお話します。

そして、事例検討をご一緒に行うことにより、多種多様な考えの受容と自らの発信の方策を考えて、皆様が自分自身の理想とする管理職像をイメージしていただきたいと思っています。

皆様のご参加をお待ちしています。

コラムの内容を学べる公開研修情報

『ハラスメント防止研修 ~ハラスメントにならない伝え方』
日程:2020年8月18日(火)
15:00 ~ 17:00

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コラム執筆者

戸枝 明

保有資格

  • メンタルヘルス・マネジメント®検定試験Ⅰ種合格
  • 国家資格 2級キャリアコンサルタント技能士
  • 国家資格 キャリアコンサルタント

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