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フォロワーシップとは?定義やメンバーシップとの違い、メリットを解説

2022年02月14日

部下やメンバーが主体となってリーダーを補佐する「フォロワーシップ」は、組織のパフォーマンスを向上させるうえで欠かせない要素です。この記事ではフォロワーシップの定義やメリット、フォロワーシップ理論における5種類のフォロワーについてご説明します。

 

フォロワーシップとは

フォロワーシップとは、組織において部下やメンバー(以下、フォロワー)が、リーダーに対して効果的なフォローを行うことを指した言葉です。
あるいは、フォローを行う能力を表す場合もあります。

 

フォロワーシップは、組織を先導する能力である「リーダーシップ」と、対になったような概念です。リーダーからフォロワーへの働きかけがリーダーシップであるのに対して、その逆がフォロワーシップであると言えます。

 

あわせて、混同されがちな「メンバーシップ」と、フォロワーシップの違いも押さえておきましょう。

 

フォロワーシップとメンバーシップは、「フォロワーが何に対して働きかけを行うのか」という点が大きく異なります。

 

先ほどもお話したとおりフォロワーシップでは、リーダーが働きかけの対象です。
フォロワーが能動的にリーダーを補佐して連帯感を高めるとともに、組織全体が効率的に機能することを目指します。

 

他方のメンバーシップでは、“組織そのもの”へ直接的に働きかけるのが特徴です。
メンバーシップでは、組織全体への貢献度に焦点が合わせられています。そのため、重視されるのは連帯感や一体感といった感情的な部分よりも、「どれだけ組織全体の結果につながるか」です。

 

フォロワーシップとメンバーシップの最終的な目的は、どちらも組織の効率化にあります。しかし、そのための過程が異なる点には注意が必要です。リーダーとフォロワーのつながりを通して効率化を目指すフォロワーシップと、フォロワーの一人ひとりが組織へ貢献するメンバーシップ……と捉えておくと良いでしょう。

 

フォロワーシップのメリット

一人ひとりのフォロワーがフォロワーシップを持つメリットとしては、次の2つが挙げられます。

 

・リーダーが能力を発揮しやすい環境を作れる

1つ目のメリットは、リーダーが今よりもリーダーシップを発揮しやすくなることです。

 

リーダーシップとフォロワーシップは、相互補完のような関係性です。
例えばリーダーがどれだけ明確なビジョンを示しても、フォロワーがそれに従う意思がなければ、組織として成果をあげることはできないでしょう。また、その逆も然りです。

裏を返せば、フォロワーが能動的・積極的にリーダーとの連携を試みることで、リーダーがよりリーダーシップを発揮しやすくなる効果も期待できます。

 

・組織全体のモチベーション向上

2つ目のメリットは、リーダー・フォロワー双方のモチベーションが向上することです。

 

前述したメリットも含めて、リーダーのモチベーションが高まるのは言わずもがな。
フォロワーがリーダーをより信頼できるようになったり、組織への帰属意識が醸成されたりした結果、以前よりも意欲的に業務へ取り組むことができるようになります。

 

フォロワーシップ理論における5種類のフォロワー

カーネギーメロン大学のロバート・ケリー氏は、自身が提唱したフォロワーシップ理論において、フォロワーを性質や立ち位置によって5種類に分類しています。
以下で、それぞれの詳細を確認していきましょう。

 

①模範型

自分の価値観や視点を持ち、リーダーに対して積極的に働きかけていくフォロワーです。
ただリーダーに追従するのではなく、時には結果を急ぐリーダーをなだめる役割に回ることもあります。

これからご紹介する②~④のフォロワーは、基本的にこの模範型を目指すのが理想とされています。

 

②孤立型

自分の価値観や視点を持っているものの、それに基づいた行動を取ることは少ないフォロワーです。
リーダーからの意見を受け入れ、積極的に仕事へ参画することが求められています。

 

③順応型

リーダーからの指示を無条件に受け入れる、イエスマンタイプのフォロワーです。
また、指示を受けるまで動き出さないことも多く、「指示待ち」になりがちな傾向があります。順応型のフォロワーは、権限や責任を持つことで主体性を発揮するのが課題です。

 

④消極型

積極的・自主性・独自性が欠けており、与えられた最低限の業務しかこなそうとしないフォロワーです。
周囲との信頼関係が原因になっていることもあるため、消極型のフォロワーを減らすためには、組織全体でのコミュニケーションの改善が望まれます。

 

⑤実務型

価値観の面でも業務への参加の面でも、中庸なタイプのフォロワーです。
与えられた業務は問題なくこなすものの、それ以上の結果を残そうとする意欲はあまりありません。実務型のフォロワーが模倣型に近づくためには、失敗を恐れずに、新たなことに挑戦することが求められます。

 

フォロワーの種類によって最適な接し方は異なる

組織を効率的に機能させるためには、リーダーシップだけでなく、フォロワーシップも重要です。そして、フォロワーシップを取り入れる方法としては、「リーダーとフォロワーの両方がフォロワーシップ、ひいては組織の仕組みを理解する」ことが挙げられます。

 

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サイバックスUniv.では、リーダー・フォロワーの双方に対応した、フォロワーシップやコミュニケーションに関するコースをご用意しています。

 

組織としてのパフォーマンスを向上させたい企業様や、テレワークの導入によってコミュニケーションに課題を感じている企業様は、ぜひ研修を活用した組織づくりを検討されてみてはいかがでしょうか。


コラム執筆者

リスクモンスター株式会社 教育事業部
リスクモンスター株式会社 教育事業部

「サイバックスUniv.」会費制サービスは、eラーニングと公開研修あわせて約2500コースが定額で受け放題となるサービスです。1998年4月より「企業の未来は人材が創る、伸びる人材が企業を創る」をコンセプトに、ITを取り入れた新しい教育スタイルを提供しております。幅広い研修ラインアップをご用意しており、業種や職種を問わず、現在3,000社以上のお客様にご利用いただいております。

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