女性活躍推進を成功させる管理職の役割とは? 現状からみる女性活躍推進について

2019年09月18日

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『女性が活躍する職場マネジメント 基礎編 ~女性活躍推進とは』
https://www.cybaxuniv.jp/course/900008/

女性活躍推進とは

こんにちは、キャリアデザイン、コミュニケーション、マネジメントスキル研修を中心に講師をしています田中と申します。

「働き方改革」の流れの中で女性活躍の重要性が少しずつ認識されているものの、現場での取り組みはまだまだ十分とは言えません。

「女性活躍推進」とは「働く場面で活躍したいという希望を持つすべての女性が、その個性と能力を十分に発揮できる社会を実現するための一連の施策」です。

企業としては「女性に昇進の機会を与えること」を意識的に取り組まなければならず、「女性採用比率の向上」、「勤続年数や労働時間の男女格差の解消」、「女性管理職比率の向上」などがポイントになります。「男女関係なく仕事も家庭も両立できる環境づくりを国としても応援していく」という姿勢を示したと言えます。

なぜ「女性活躍推進」がいま注目されるのか

では、なぜ女性活躍推進が必要とされるのでしょうか?
その背景には少子高齢化と生産年齢人口の減少があげられます。少子高齢化はさらに加速し、生産年齢人口は2030年には現在よりも1千万人ほどの減少が見込まれます。(参考資料:総務省統計局「日本の統計2017」)そのため、女性の潜在労働力の活用、女性の活躍による経済効果に期待が集まっています。

女性の社会進出は確実に進み、女性を取りまく環境は大きく変わりました。日本女性の労働力は「M字カーブ」が表すように30代に大きく落ち込む傾向にありました。現在もこの傾向は変わらないものの、カーブの落ち込みは以前に比べ浅くなりM字の底となる年齢階級の就業率も上昇しています。これはライフイベントに左右されずに就労継続する女性の増加を表しています。

また「男は仕事、女は家庭」という性別役割分業の意識にも変化が見られます。共働き世帯数は平成8年に「女性が専業主婦となる世帯数」を上回りました。さらに平成27年には「女性が専業主婦の世帯」の倍近くになり、共働きが現代の主流となりました。

女性活躍推進がうまくいかない理由

しかし、日本の女性管理職数は先進国の中でも著しく低く144か国中114位(2017年)、意思決定の場における女性の台頭はほど遠いのが現状です。
現在の日本の労働環境は働く女性にとって働きやすい環境とは言えません。女性側からの組織に対する不満、悩みが解消されない一方で、人事部、管理職からの女性に対する悩みも少なくありません。
「女性はこどもができると人が変わったように仕事への意欲を失う」
「管理職になりたくない女性が多く、女性管理職比率が一向に上がらない」という声がよく聞かれます。

このように、特に子育てしながら働く女性の問題は女性自身の意識が原因として処理されてきました。しかし、そこには男性社員による長時間労働を当たり前とし、女性に要職を任せるための育成をしてこなかった組織の在り方や、「女性は家庭があるから負担の少ない仕事しか任せられない・・」「女性の能力は男性より劣る」という無意識のバイアスが潜んでいます。

本研修では「女性活躍推進法」について理解を深め、女性活躍の現状の課題を浮き彫りにし、女性の能力を最大限に引き出し、女性活躍を促進するための管理職としての意識、行動について学んでいただきます。
ぜひ、研修を通じて女性の成長を促し成果を出せる管理職としてのステップアップを図っていただきたいと思います。

コラム執筆者

田中 淳子株式会社ガイアモーレ 研修講師

キャリアコンサルタントとしてコンサルティングの実績に基づき、実践的かつ効果的な研修を提供する研修講師として活動中。特にキャリアデザイン、コミュニケーション、組織活性にまつわるテーマで人材育成、組織活性化を加味した研修を構築し好評を得ている。

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